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ECBは資産買い入れプログラムの期間延長決定へ
記事提供元:フィスコ
*12:30JST ECBは資産買い入れプログラムの期間延長決定へ
7日の米国株は大幅高となり、NYダウは年内に2万ドルの大台に到達するとの見方が浮上したが、米国債利回りは全般的に低下し、ドルは上げ渋った。市場関係者の間からは、「米連邦準備理事会(FRB)は2017年も慎重な金融政策を維持し、利上げは2回にとどまる」との声が聞かれている。利上げペースが緩やかであれば、株高は維持できるとの思惑が広がっており、7日の米国市場は債券高・株高の相場展開となった。
欧州中央銀行(ECB)は8日の理事会で、資産買い入れプログラムの期間延長を決定すると予想されていることも、米国債利回りの低下につながったようだ。市場関係者の間では、今回のECB理事会では資産購入の終了時期について議論しないとの見方が多いようだが、「資産購入プログラムの期間延長はユーロ圏諸国の債務問題や金融機関の資本不足に対する懸念を和らげることにはならない」との慎重な意見も聞かれている。《MK》
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