スズキ、「ソリオ」「ソリオ バンディット」にハイブリッド車追加

2016年11月29日 19:28

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ソリオ HYBRID
SZ (スズキの発表資料より)

ソリオ HYBRID SZ (スズキの発表資料より)[写真拡大]

  • ソリオ バンディットHYBRID SV (スズキの発表資料より)

 スズキは29日、新開発のハイブリッドを搭載した「ソリオ」と「ソリオ バンディット」を発売した。

 今回発売する新型「ソリオ」「ソリオ バンディット」のハイブリッド仕様車は、スズキ独自のハイブリッドシステムを搭載し、コンパクトハイトワゴンではトップクラスの低燃費32.0km/Lと、加速感のある走りを両立した。

 現行の「ソリオ」「ソリオ バンディット」は、2015年8月にフルモデルチェンジされ発売されたモデル。これまで、ソリオシリーズとしては初めてマイルドハイブリッド車が設定されていたが、今回、こちらもシリーズ初となるハイブリッド車が追加されたことで、ガソリン車と合わせて3タイプからの選択が可能となった。

 スズキが新たに開発したハイブリッドは、コンパクトながら瞬間的に大きな力を発揮する駆動用モーター(MGU、Motor Generator Unit)と、軽量コンパクトで伝達効率がよいトランスミッションであるオートギヤシフト(AGS)を組み合わせたスズキ独自のパラレル方式ハイブリッドシステムを採用。スズキが国内向け小型車でAGSを採用するのも今回が初めて。MGUとAGSの相乗効果により、「燃費性能のさらなる向上」と「加速感のある力強い走り」を両立した。

 走行モードには、「標準モード」に加えて、EV走行の頻度を高めた「エコモード」を2つを設定。両モード共に、時速約60キロメートル以下での一定走行時のEV走行を可能としている。エクステリアとインテリアには、エコをイメージしたブルー基調の専用デザインを採用。フロントグリルのスケルトン部にブルーメッキを使用しているほか、ブルーメタリック塗装のインパネアッパーガーニッシュを採用。

 月間販売目標は、「ソリオ」、「ソリオ バンディット」シリーズ合計で3,500台。メーカー希望小売価格は「ソリオ」のHYBRID SXが191万7,000円、HYBRID SZが206万2,800円。「ソリオ バンディット」のHYBRID SVが204万6,600円(いずれも税込)。

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