NY原油:反発で43.91ドル、パイプライン再稼動延期報道を材料に

2016年9月16日 06:30

印刷

記事提供元:フィスコ


*06:30JST NY原油:反発で43.91ドル、パイプライン再稼動延期報道を材料に
NY原油は反発(NYMEX原油10月限終値:43.91↑0.33)。高値は1時22分の44.34ドル、安値は22時45分の43.26ドル。メキシコ湾岸から米東部につながるコロニアル・パイプラインの再稼動延期報道を受けて、一時的な需給の引き締まりを材料に上昇した。ただ、需要減少見通しなど嫌気するムードが根強いことから上値は重くなった。


日足チャートでは、50日移動平均線と100日移動平均線に挟まれたレンジで推移していたが、50日移動平均線を下放れる格好となっている。1日安値の43.00ドルを割り込むと200日移動平均線が位置する40.9ドル水準が意識されよう。《MT》

関連記事