【注目銘柄】パピレスは17年3月期通期予想に増額余地、調整一巡して6月高値目指す

2016年9月13日 13:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 パピレス<3641>(JQ)に注目したい。17年3月期は電子書籍販売が好調に推移して増収増益予想である。第1四半期の進捗率が高水準であり、通期予想は増額余地がありそうだ。株価は調整一巡して6月の上場来高値を目指す展開だろう。

 17年3月期第1四半期の連結業績は前年同期比27.4%増収、19.7%営業増益、1.1%経常増益、4.2%最終増益だった。TVCMやインターネット広告など広告宣伝強化、新しいポイントサービス「Renta!スタンプ」開始、コンテンツ拡充などの効果で電子書籍販売が好調に推移した。

 通期予想は据え置いて売上高が前期比20.3%増の125億73百万円、営業利益が同9.5%増の11億17百万円、経常利益が同10.1%増の11億円、純利益が同14.0%増の7億42百万円としている。第1四半期の進捗率は売上高が24.9%、営業利益が29.8%、経常利益が26.8%、純利益が27.0%と高水準である。通期予想は増額余地がありそうだ。

 株価は6月の上場来高値2520円から反落して調整局面だったが、8月の直近安値1830円から下値切り上げの動きを強めている。調整が一巡したようだ。指標面に割高感はなく、6月の上場来高値を目指す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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