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自動車業界に広がるIoTの波、2022年までに収益5倍に
トヨタのT-connectナビ (トヨタ自動車)[写真拡大]
自動運転車の実用化に向けた開発が急ピッチで進められるなか、2022年までには自動車業界におけるIoT関連の収益が820億7900万ドル(8兆2079億円)に達する見通しであることが、世界最大の市場調査機関であるMarketsandMarkets (M&M)が実施した最新の調査により明らかになった。2015年末時点でのIoT関連の収益は150億8700万ドル(1兆5087億円)だ。
同調査によれば、自動車関連IoT市場において今後主導権を握る可能性が高い企業は、Google (米)、Apple(米)、Cisco Systems(米)、Intel(米)、IBM(米)、Robert Bosch GmbH(独)、Texas Instruments(米)、NXPセミコンダクターズ(蘭)、TOMTOM(蘭)、Thales(仏)となっている。さらに、主要インフラサービス企業ではAT&T(米)、Vodafone Group(英)、自動車メーカーではGeneral Motors(米)、Audi(独)、Ford Motor Company(米)を有力候補と見込んでいる。このように、自動車業界のICT化への貢献が大いに期待されている企業は米国に集中しているが、米国を含む北米エリアがIoT市場に占める割合は欧州(40%)に次いで2位(30%)となっている。
M&Mはインド・マハーラーシュトラ州プネーに拠点を置く世界最大の市場調査会社。年に1回、プレミアム市場調査報告書を発行している。顧客は8業界に及び、高成長市場におけるコンサルティングおよびビジネス研究を強みとしている。
※この記事はAuto World Newsから提供を受けて配信しています。
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