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【注目銘柄】KTCはミニゴールデンクロスを示現、業績好調の割安銘柄として注目
KTC<5966>(東2)は、1950年の会社創立以来、顧客に満足いただく「高品質な工具づくり」に取り組み半世紀、モータリゼーションの発展とともに、常に高い要求水準を満たし、業界のリーディングカンパニーとして、工具の製造販売ではアイテム数・生産量ともに国内No.1の実績と信頼を得るまでに成長している。
平成25年度より平成33年度を最終年度とする「KTCグループ長期ビジョン」を策定し、基本方針に「お客様と感動を創造し、圧倒的No.1メーカーとして進化し続ける」を掲げて、平成33年度までの9年間を3フェーズに分け、3年毎の中期経営計画を実行することにより、長期ビジョンの達成を目指している。フェーズ2となる今2017年3月期から19年3月までの第2次中期経営計画については、「工具の新たな可能性を追求し、お客様が感動する憧れのブランドを創り、次世代への成長を加速する。」を基本方針に、工具事業を核とした成長戦略を展開している。
8月4日に午後2時に今2017年3月期第2四半期業績予想を発表。売上高が当初予想の37億円から40億5000万円(前年同期比9.1%増)、営業利益が同3億2000万円から3億8000万円(同25.4%増)、経常利益が同3億3000万円から3億9000万円(同5.1%増)、純利益が同2億4000万円から2億7000万円(同8.2%減)になる見通し。
通期業績予想は、売上高が80億円(前期比6.0%減)、営業利益が7億3000万円(同8.3%増)、経常利益が7億8000万円(同1.0%増)、純利益が5億4000万円(同0.1%増)を見込んでいる。配当予想は13円(第2四半期末6円、期末7円)継続を予定している。
株価は、1月4日の年初来高値385円から6月24日に年初来安値316円と調整した後上昇している。工具事業の直販部門において、年間に亘り見込んでいた高付加価値製品の受注が4-6月期に伸長、業績は順調に推移しており、第2四半期業績予想を上方修正しており、新中期経営計画の初年度の出足好調で今期計画は達成できる見通し。今期予想PER8倍台・PBR0.49倍と割安感があり、配当利回り3.6%と利回り妙味もソコソコある。水準訂正高が続くか注目したい。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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