【注目銘柄】ジオネクストは新社長に期待で変身の可能性、足元では早くも黒字に転換

2016年7月11日 09:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 赤字脱却を最優先課題として取り組んでいるジオネクスト<3777>(JQ・100株)に注目したい。去る、6月24日の51円で底を打って、前週末は68円と出直っている。足元の第1四半期で黒字転換、新社長への期待も高く年初来高値123円を目指す展開だろう。

 山田哲嗣新社長を迎え、先ず、高コスト体質改善に取り組んでいる。早速、2016年12月期・第1四半期(1~3月)では営業利益3800万円と前年同期の赤字7300万円から黒字に転換した。とくに、注目は通期予想の営業利益4400万円に対し第1四半期の進捗率が86.3%と非常に高いことだ。このため、8月中旬に発表予定の第2四半期決算で好調な数字が見込めそうだ。

 さらに、注目は来期以降といえる。現在は太陽光発電の再生可能エネルギー事業が中心で、高コストを改善することで、あるていどの利益は出るが、成長性ということでは限界がある。マーケットでも次なる成長エンジンに期待をかけている。もちろん、具体的には何も表面化していないが、しかし、山田社長がIT、不動産、旅館などのビジネスに強いことから、これらに関連した新ビジネスが飛び出してくる可能性は大いにあるだろう。

 黒字転換と上方修正含み、新規事業への期待を考えれば低位株の中で変身の可能性を含んだ銘柄といえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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