百度ADRが急落、中国当局によるコンプライアンス調査を嫌気

2016年5月3日 12:52

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記事提供元:フィスコ


*12:52JST 百度ADRが急落、中国当局によるコンプライアンス調査を嫌気
2日のNY株式市場で、サーチエンジン中国大手の百度ADRが前日比7.92%安の178.91
米ドルと急落して引けた。インターネットを監督・規制する中国国家互聯網信息弁公
室(国家インターネット情報事務室)の姜軍・報道官がこの日、百度のコンプライア
ンス(法令順守)状況を調査すると発表したことが嫌気されている。
今回の決定は、北京市内の病院で高額ながん治療を受けたにもかかわらず、大学
生の魏則西氏が死亡した問題に絡む動き。希少性のがんを患う魏氏は、百度に掲載さ
れた宣伝記事を見た家族の勧めによって、同病院で治療を受けたのだが、目立った効
果のないまま先月死亡した。
この件が国内で注目を集めていることから、当局は百度のコンプライアンス状況
(広告審査の体制など)を検査する方針を決めた形だ。同検査には国家互聯網信息弁
公室のほか、国家工商総局広告監管司や国家衛生計生委医政医管局など他の関連部局
も加わる。

【亜州IR】《ZN》

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