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三井不動産、マレーシアで大型商業施設「ららぽーと」を開発―東南アジアで初
三井不動産は30日、マレーシアの首都クアラルンプールで大型商業施設「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーとクアラルンプール」の開発に着手することを決定し、28日に共同事業者と基本協定書を締結したと発表した。東南アジアでは初の「ららぽーと」になるという。2017年初旬の着工、2021年のオープンを目指す。
同社によると、今回の開発事業は、商業施設・オフィス・住宅・ホテルなどで構成されるクアラルンプール中心市街地の大規模複合開発「ブキッ・ビンタン シティ センタープロジェクト(BBCCプロジェクト)」の商業施設部分に事業参画するもの。プロジェクトの主体となっている現地法人と合弁会社を設立し、ららぽーとの開発・保有・運営を行っていく予定という。
マレーシアの堅調な個人消費や高度化・多様化している消費者志向に対応するため、ハイエンドブランドから生活必需品まで幅広い約300店舗を集める。テーマごとにゾーンを特定し、テーマに沿った店舗構成とするなど、マレーシア初のライフスタイル提案型のワンストップ商業施設を目指すという。
また、マレーシアでも人気の高い日系店舗をファッション、物販、飲食の各カテゴリーで誘致し、競合施設との差別化を図るという。
建物規模は、地上5階、地下4階(駐車場地下2階~4階含む)。延床面積は約130,000平方メートル、店舗面積は約80,000平方メートル。
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