モダンラグジュアリーを体現したメルセデス・ベンツCクーペ、日本上陸

2016年3月15日 11:04

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記事提供元:エコノミックニュース

メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツ「新型Cクラスクーペ」を発表した

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 メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツ「新型Cクラスクーペ」を発表した。この新型は、Cクラスセダンと同様にアルミニウムハイブリッドボディのAピラーより後方を2ドアクーペ用に専用設計したCクラスの全く新しいモデル。フラッグシップモデル「Sクラスクーペ」の流れを汲む最新のメルセデスクーペの一員として生まれ変わった。

 新型Cクラスクーペ」のボディのフロントセクションは、ダイヤモンドグリルと先代モデルより延長されたボンネットによりスポーティな性格を強調。サイドビューは、フロントセクションから低く立ち上がるAピラーと、高い位置を走るベルトラインとサッシュレスドアにより、メルセデスクーペ伝統のプロポーションとなった。車高はクーペのスポーティなキャラクターを強調すべく、セダンより25mm低く、18インチおよび19インチのホイールと組み合わせて精悍な印象となった。サイドミラーは、Aピラーではなく、Mercedes-AMG GTなどのスポーツカーのようにドアに備える。

 ボディサイズは、先代よりホイールベースを80mm、全長を65mm、全幅を30mm拡大。結果として運転席、助手席を中心に室内空間に余裕をもたらす。

 室内は高い質感を保ちながら、クーペらしいスポーティな要素を取り入れています。センターコンソールをはじめ、ドアやリアのサイドパネルを飾る流麗な造形がクーペの性格を強調。ダッシュボードとシートにはレザー「ARTICO」を採用し、高級感のあるインテリアを演出する。また、この新型Cクラスクーペ専用に設計されたスポーツシートは、サポートに優れダイナミックな走行においても快適な乗り心地を提供する。

 パワートレーンは、最高出力156ps(115kW)、最大トルク250Nmを発揮する1.6リッター直列4気筒直噴ガソリンターボエンジン。組み合わせるトランスミッションは、7速オートマティック「7G-TRONIC(トロニック)PLUS(プラス)」だ。

 サスペンションはフロントに4リンク式を採用しました。4リンク式のメリットは、リンク機構とストラット式スプリングを独立させることで理想的なサスペンションの動きを実現できることにある。キャンバー角のセッティング自由度が向上したことでコーナリング時のグリップが大幅に向上。リアは、伝統のマルチリンクサスペンションを進化させた5本リンクによる独立懸架式とし、卓越した直進安定性を実現している。

 走行状況に応じてダンパー内のオイル流量を変化させ、減衰力を調整するセレクティブダンピングシステムを備え、通常走行時には快適な乗り心地を提供し、ハードな走行時には最大限の減衰力を発揮するシステムとした。

 センターコンソールの専用コントローラーを操作することで5つのモードからドライバーが望むキャラクターに瞬時にセッティング可能な「ダイナミックセレクト」を標準装備し、選んだモードに応じて、スロットルレスポンスと7G-TRONIC PLUSのシフトスケジュールやステアリング特性などが変化し、快適性や燃費を優先する走りから、素早いレスポンスのスポーティドライビングまで楽しむことができる。

 また、全モデルに「インテリジェントドライブ」が標準装備となり。このレーダーセーフティパッケージをはじめとする安全運転支援システムは、ドライバーの疲れを最小限に抑える快適性が安全なドライブに貢献するという思想に基づき、安全性と快適性を高次元で融合させたメルセデス・ベンツ安全運行支援システムだ。

 価格は「C180クーペ・スポーツ」が547.0万円、「C180クーペ・スポーツプラス」が585.0万円。(編集担当:吉田恒)

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