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メルセデス・ベンツの“Cクラス”SUV「GLC」が日本上陸
新世代2リッター直列4気筒直噴ターボエンジンは、最高出力211ps、最大トルク35.7kgmを発生。トランスミッションは9速ATの「9G-TRONIC」だ。駆動方式は全車フルタイム4WDの「4MATIC」を採用する新世代SUV「GLC」。写真は250台の特別仕様「GLC 250 4MATIC Edition 1」、価格は796.0万円[写真拡大]
メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツ日本は2016年2月9日、ミドルサイズSUV「GLK」の後継モデルとなる「GLC」を発表。これまでメルセデス・ベンツは、同ブランドのセダンである「Cクラス」と同一セグメントのSUVとして「GLK」を販売してきたが、今回フルモデルチェンジによりモデル名を改めて生まれ変わった。メルセデスはSUVモデルの名称を、先の東京モーターショーで発表したEクラスSUVから“GL”にモデルのクラスを表すアルファベットを加えた「GLE」とした。その結果、今回発表の新型は「Cクラス」に準ずる「GLC」を名乗る。
エクステリアデザインは大きく変わった。一新されたボディは、先代のGLKが直線基調のデザインを採用していたのに対し、このGLCは優美な曲面を特徴とする最新メルセデスデザインに仕上げられた。ボディサイズは、全長×全幅×全高4660×1890×1645mm。旧型比、全長110mm、全幅50mm拡大され、全高は25mm低くなった。
搭載する新世代2リッター直列4気筒直噴ターボエンジンは、最高出力211ps、最大トルク35.7kgmを発生する。組み合わせるトランスミッションは、9速オートマチックの「9G-TRONIC」だ。駆動方式は全車フルタイム4WDの「4MATIC」を採用する。燃費は13.4km/リッター(JC08モード)と、3.5リッターV6だったGLKに比べて約15%向上した。
足元を支えるサスペンションは、フロント4リンク式、リア5リンク式。走行状況に応じてショックアブソーバー内のオイル量を変えて減衰力をコントロールする「アジリティコントロールサスペンション」を採用する。スロットル特性やシフトスケジュール、ステアリング特性などの組み合わせを5つのモードから選べる「ダイナミックセレクト」も標準搭載する。
新型「GLC」の価格は628.0万円から本革シート仕様の745.0万円まで。
このメルセデスの新世代プレミアムミドルサイズSUV「GLC」の発売を記念し、専用のエクステリアとインテリアにより個性を際立たせた特別仕様車「GLC 250 4MATIC Edition 1」を全国のメルセデス・ベンツのディーラーで同日、台数限定(全国限定 250台)で発売する。
この特別仕様車は、「GLC 250 4MATIC Sports(本革仕様)」をベースに、ダイヤモンドホワイトのボディカラーに塗られたモデル。20インチAMG マルチスポークアルミホイールを採用し、エクステリアは精悍な印象に仕上げられた。ボディサイドには本特別仕様車専用の“Edition 1”エンブレムを装備する。
インテリアは、特別ななめし加工の上質な本革シートをはじめ、アームレスト(センター/ドア)、ダッシュボード上部、ベルトラインといった随所にクリスタルグレーカラーのステッチをあしらった。専用のブラックベロアフロアマットなどスポーティで高級感溢れる室内空間を演出している。シートベルトにもクリスタルグレーカラーを採用した。(編集担当:吉田恒)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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