【狙い場・買い場】キリン堂は好業績に比べ株価下げすぎ、2月期配当年25円(期末12.5円)の権利付

2016年2月1日 09:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 キリン堂<3194>(東1・100株)の940円どころは短期と中期の両面で注目できそうだ。2月期決算のため足元での厳しい3月期・第3四半期決算発表には左右されない。既に、同社は去る、1月8日に2月期・第3四半期(3~11月)を発表済みで営業利益は前年同期比88.5%増の11億4500万円と大きい伸び率だった。通期での営業利益は2.3倍の22億5000万円の見通し。EPS75.7円、配当は期末12.5円(年25円)の予定。年間利回りは2.5%と魅力的だ。

 株価は昨年末の1283円から1月22日(週末)に935円と約350円の急落。好決算の中で下げていることから、全般相場の急落に引っ張られたものとみられる。相場のリズムとしては反発のあってよいところである。ただ、第3四半期の営業利益進捗率が51%にとどまっているため、配当取りのあとは深追いは慎みたい。1カ月後株価としては1080~1100円程度に目標を置くのがよいだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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