スズキ、独モーターショーで、新型コンパクトカー「Baleno」を発表

2015年9月16日 16:28

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「Baleno」と鈴木俊宏社長(スズキの発表資料より)

「Baleno」と鈴木俊宏社長(スズキの発表資料より)[写真拡大]

 スズキは15日、ドイツで開催されている第66回フランクフルト国際モーターショーで、新型コンパクトカー「Baleno(バレーノ)」を発表した。

 同社によると、「Baleno」は、「Liquid Flow(リキッドフロー)」をテーマにデザインしたエクステリアと、広い室内空間、高効率パワートレインを融合させ、新プラットフォームにパッケージングした。

 エクステリアは、車両全体に流れるような線や面を施すとともに、全高を抑え、全幅を広くとったスポーティーかつ優雅なスタイリングとした。インテリアは、前席ショルダールームと後席レッグルームに大人でもゆとりのある空間を確保し、荷室スペースはクラストップの355Lの容量を確保した。

 パワートレインは、低燃費を実現する新開発1.0L直噴ターボガソリンエンジン「BOOSTERJET(ブースタージェット)」、1.2L「デュアルジェット エンジン」、マイルドハイブリッドシステム「SHVS」を搭載した1.2L「デュアルジェット エンジン」の3種類をラインアップする。

 2016年春に欧州で販売を開始する。

 鈴木俊宏社長は同日の記者発表会で、「Balenoはデザインと実用性、走行性能と環境性能に優れており、全てにおいてお客様がコンパクトカーに期待する価値を超える車である」と述べた。

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