14日の香港市場概況:ハンセン指数は小幅反落、企業決算発表で様子見ムード広がる

2015年8月14日 18:36

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記事提供元:フィスコ


*18:39JST 14日の香港市場概況:ハンセン指数は小幅反落、企業決算発表で様子見ムード広がる

14日の香港市場は小幅に値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比27.77ポイント(0.12%)安の23991.03ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が20.86ポイント(0.19%)安の11060.06ポイントと、そろって反落した。売買代金は641億9700万香港ドルに細っている(13日は868億700万香港ドル)。

前日の終値を挟み、小幅な動きに終始する(ハンセンは上値が前日比0.45%高、下値が0.25%安)。中国人民銀行(中央銀行)が本日、人民元の対ドル基準値を元高・ドル安に設定したことはプラス材料となったものの、主要企業の決算発表が本格化しているため、様子見ムードが広がった。

ハンセン指数の構成銘柄では、パソコン世界最大手の聯想集団(992/HK)が5.8%安の7.25香港ドルと下げが目立った。同社が昨日、第1四半期(15年4~6月期)業績の5割減益を発表している。

エネルギー関連銘柄の一角がさえない。中国石油天然気(857/HK)が2.0%安、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が1.6%安、中国神華能源(1088/HK)が2.2%安で引けた。石油株については、昨夜の原油市況安(約6年5カ月ぶりの低水準)が嫌気されている。

半面、中央企業傘下の銘柄群は上げが目立った。中国中信集団(CITIC)系では、中信大モウHD(1091/HK)が28.2%高、中信資源HD(1205/HK)が15.9%高、中国中信(267/HK)が6.6%高と買い進まれた。中糧集団公司(コフコ)系では、中国食品(506/HK)が6.5%高、中糧包装HD(906/HK)が4.3%高、中国糧油HD(606/HK)が4.0%高と値を上げている。政府が推進する国有企業改革の一環として、中央政府系のCITIC傘下企業などにも再編・統合の観測が流れた。

【亜州IR】《SY》

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