三菱電機、タイで物流・製造の新建屋が稼働　 アジアでの空調事業拡大狙う

　三菱電機の家庭用・業務用空調機器製造拠点であるタイのMitsubishi Electric Consumer Products（Thailand）Co., Ltd.（三菱電機コンシューマー・プロダクツ（タイ）社、MCP社）は、アジアを中心とした空調事業の拡大に向けて、タイで物流・製造の新建屋の稼働を開始したと発表した。

　7月から物流倉庫として本格稼働を開始し、2016年以降に生産工場として順次稼働を開始する予定。

　同社は、物流の合理化と生産体制を強化し、生産能力を2014年度の500万台から2018年度は700万台に増強する。新建屋は、所在地はタイ・チョンブリ県アマタ・ナコーン工業団地 Phase（フェーズ）10、敷地面積は24万4,067m2、投資額は約100億円。