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シャープ、高効率バックコンタクト型太陽電池を実用化へ
開発するヘテロ接合バックコンタクト型太陽電池(シャープの発表資料より)[写真拡大]
シャープは26日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に、研究開発テーマ「高効率バックコンタクト型太陽電池の量産技術開発」が採択されたと発表した。NEDOが実施するプロジェクト「高性能・高信頼性太陽光発電の発電コスト低減技術開発」に関するもの。
同社は昨年、NEDOが実施したプロジェクト「太陽光発電システム次世代高性能技術の開発」で、豊田工業大学などとの産学連携により、ヘテロ接合バックコンタクト構造を開発した。
ヘテロ接合バックコンタクト構造とは、太陽電池の裏面側に電極を集めることで受光面のシャドーロスをなくしたバックコンタクト構造と、単結晶シリコン基板表面に高品質アモルファスシリコン膜を形成(ヘテロ接合)することで再結合を低減する構造とを融合させたもの。従来困難であった高い電流と電圧の両立を実現することにより、結晶シリコン太陽電池のセル変換効率225.1%を達成した。
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