三菱自、「アウトランダーPHEV」「アウトランダー」を大幅改良 フロントフェイスを一新

2015年6月19日 23:13

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三菱自動車が大幅改良して発売する「アウトランダーPHEV」(写真提供:三菱自動車)

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  • 三菱自動車が大幅改良して発売する「アウトランダーPHEV」(写真提供:三菱自動車)
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 三菱自動車は18日、「アウトランダーPHEV」と「アウトランダー」を大幅改良して発売すると発表した。「アウトランダーPHEV」は7月9日、「アウトランダー」は同日から発売開始する。価格は、「アウトランダーPHEV」が359万6,400円~459万円(税込)、「アウトランダー」が251万9,640円~321万1,920円(税込)。

 主な改良点は、エクステリアデザインの一新。同社の新しいフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」のもとデザインされている。また、インテリアデザインは、「アウトランダーPHEV」では上質でラグジュアリーな空間を演出したプレミアム感のあるインテリアに、また「アウトランダー」では、シックで落ち着きのある上質さとスポーティ感にこだわったインテリアに変更した。

 運転性能の面では、操縦安定性と乗り心地の向上のため、サスペンションからの入力を受ける箇所を補強し、ボディ剛性が向上している。また。吸音材や遮音材、制振材やダイナミックダンパーの追加など30点以上の改良を施すことで、エンジン音、ロードノイズ、風切り音を大幅に低減。走行時、停車時の遮音性を向上させることで、静粛性が向上し快適なキャビンを実現したという。

 環境性能の改善では、アウトランダーPHEV」は、プラグインハイブリッドEV制御の最適化やエンジンのフリクション低減により、ハイブリッド燃料消費率(JC08モード)が1.6km/L向上し、20.2km/Lとなっている。また、モーター効率向上により充電電力使用時走行距離(JC08モード)が0.6km向上し、60.8kmを実現している。

 「アウトランダー」では、新世代CVTを搭載し、エンジン制御とCVT制御の協調制御を最適化することで、燃料消費率 (JC08モード)を2WD車で0.8km/L向上させ16.0km/Lとし、4WD車で0.2km/L向上させ14.6km/Lとし、クラストップレベルの環境性能を実現している。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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