ソニー、神戸市とFeliCaを利用した電子お薬手帳サービスで提携

2015年6月10日 10:48

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ソニーは、兵庫県神戸市、神戸市薬剤師会と、電子お薬手帳サービス「harmo」を活用した市民の健康増進に関する協定を締結した。写真は、「harmo」のWebサイト。

ソニーは、兵庫県神戸市、神戸市薬剤師会と、電子お薬手帳サービス「harmo」を活用した市民の健康増進に関する協定を締結した。写真は、「harmo」のWebサイト。[写真拡大]

 ソニーは9日、兵庫県神戸市、神戸市薬剤師会と、非接触ICカード技術FeliCaを利用した電子お薬手帳サービス「harmo(ハルモ)」を活用した市民の健康増進に関する協定を締結したと発表した。

 この協定は市民の健康保持、増進等を目的とし、三者でharmoの有効利用を推進していくことを趣旨としている。具体的には、カードの特長を活かしてharmoの情報を基に医師、薬剤師からアドバイスを受ける機会を増やすことや、情報管理に優れるスマートフォンアプリの特長を活かして、飲み忘れの防止、家族による服薬支援を実現する。ソニーはharmoの利用推進に力を入れると共に、災害時における円滑な情報アクセスの実現など、将来的な活用可能性の検討にも積極的に取り組んでいく方針。

 harmoは神奈川県川崎市での初導入の後、全国各地に試験サービスエリアを拡大し、現在までに約300の薬局に導入され、約1万2,000人の一般利用者に利用されているという。

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