三菱航空機と三菱重工、名古屋空港で国産初ジェット「MRJ」の走行試験を開始

2015年6月8日 19:17

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 三菱航空機と三菱重工は8日、県営名古屋空港(愛知県豊山町)で開発中のリージョナル旅客機「Mitsubishi Regional Jet」(MRJ)の走行試験を同日から開始したと発表した。

 今回の走行試験は、MRJの1号機を使って行われ、低速での地上走行であるタキシングを行う。実験により、制動確認やステアリングによる方向制御の確認を実施するとしている。

 両社によると、現在、MRJは407機を受注し、223機の受注が確定しているという。両社では、9~10月の初飛行を目指している。

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