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1日の香港市場概況:ハンセン4日ぶり反発で0.6%上昇、本土株高が追い風
*18:03JST 1日の香港市場概況:ハンセン4日ぶり反発で0.6%上昇、本土株高が追い風
週明け1日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比172.97ポイント(0.63%)高の27597.16ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が195.64ポイント(1.39%)高の14299.45ポイントと、そろって4日ぶり反発した。売買代金は1648億4200万香港ドル(5月29日は2047億6800万香港ドル)。
本土株高で投資マインドが上向く。先週後半に急落していた上海総合指数が小幅高で寄り付き、資金流入の期待が強まるなかで徐々に上げ幅を広げたことを好感した。取引前に公表された5月の製造業PMI(中国国家統計局などが集計)に関しては、予想(50.3)をやや下回る50.2という結果。当局が一段の景気テコ入れに動くとの思惑につながっている。香港の各指数は、先週末の欧米株安などを嫌気して売りが先行したものの、本土株の上げ幅拡大を横にみながら買いの勢いが増した。
ハンセン指数の構成銘柄では、婦人靴小売チェーン中国最大手の百麗国際HD(1880/HK)が5.3%高、国内銀行5位の交通銀行(3328/HK)が4.5%高、発電大手の華潤電力HD(836/HK)が3.5%高と上げが目立った。本土系不動産も買われる。中国海外発展(688/HK)が2.7%上昇した。5月の中国100都市住宅価格が公表され、持ち直しの兆しがみられたことを材料視している。
電力設備株も高い。ハルビン動力設備(1133/HK)が7.0%、東方電気(1072/HK)が4.8%、上海電気集団(2727/HK)が4.4%ずつ値を上げた。国営電力大手の中国電力投資集団と、原子力技術開発会社の国家核電技術公司(SNPTC)が合併すると正式発表するなか、原発輸出など発電所向け投資が活発化するとの期待が高まっている。
薬品関連株も物色される。薬品卸で中国最大手の国薬HD(1099/HK)とバイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)がそろって5.0%高、中医薬メーカーの中国神威薬業集団(2877/HK)が2.9%高、中医薬を中核とする薬品メーカーの広州白雲山医薬集団(874/HK)が2.5%高と買い進まれた。6月1日から多くの薬品で、政府の価格統制が撤廃されることを材料視。また、広東省で初の中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)感染者が29日に確認されるなか、薬品特需が連想されたとの見方もある。
【亜州IR】《ZN》
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