ユニクロ、女性用浴衣を世界14カ国で販売へ

2015年5月22日 19:21

印刷

竹久夢二の作品が参考にされたウィメンズライン浴衣(ユニクロ発表資料より)

竹久夢二の作品が参考にされたウィメンズライン浴衣(ユニクロ発表資料より)[写真拡大]

  • ガールズ用にデザインされた浴衣(ユニクロ発表資料より)

 ユニクロは22日、日本の伝統的なカジュアルウェアである浴衣を、ウィメンズラインとガールズラインとして、6月8日から販売すると発表した。販売は、同社のオンラインストアと一部のユニクロ店舗で順次開始。

 ウィメンズラインは、製品名が「Wユカタ(タケヒサユメジ)」と「Wユカタ(ナカハラジュンイチ)」でカラーは各4色。価格は各5,990円(税別)。デザインは、美人画の巨匠である竹久夢二、中原淳一の作品がモチーフになっている。ガールズラインは、製品名が「Gユカタ」でカラーは3色。価格は各4,990円(税別)。デザインは、金魚やうちわなど、日本の夏を代表するモチーフが使われている。

 同社では、日本の伝統的な配色や柄を、誰でも美しく着こなせるデザインにし、浴衣本来の風合いや快適な着心地を楽しめるように生地には綿を100%を使用したという。

 同社で、世界14の国と地域で販売していくことも明らかにした。購入者が一人で浴衣を着ることができるように、Webムービー「ユニクロのゆかたの着方」も、6月8日からオンライン上で配信する。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

関連記事