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日立と東レ、サウジで大型海水淡水化システムの実証実験
第15回日本・サウジアラビア ビジネスカウンシルでの関係者(日立製作所の発表資料より)[写真拡大]
日立製作所と東レは20日、サウジアラビアの海水淡水化公社であるSaline Water Conversion Corporation(以下、SWCC)などとの間で、高効率大型海水淡水化システムの実証に向けた取り組みに関する覚書(MOU)を締結したと発表した。
覚書では、「Mega-ton Water System(メガトンウォーターシステム)」の技術を活用した実証に向けた取り組みを相互協力して推進・実施することなどを定めている。省エネルギー、低環境負荷、低コストで海水から淡水を生産する「メガトンウォーターシステム」の早期実用化を目指す
「メガトンウォーターシステム」は、内閣府の総合科学技術会議が創設した「最先端研究開発支援プログラム(FIRST)」に採択された30課題の一つ。従来システムに比べて最大20%の省エネルギー化と環境負荷低減が可能になるという。
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