NTTデータ、3D画像地図サービスに2m解像度版と3Dプリンター用データ追加

2015年5月18日 14:48

印刷

NTTデータとリモート・センシング技術センター(RESTEC)が3D画像地図サービスに追加した「2m解像度高精細版3D地図」(東京)(NTTデータの発表資料より)

NTTデータとリモート・センシング技術センター(RESTEC)が3D画像地図サービスに追加した「2m解像度高精細版3D地図」(東京)(NTTデータの発表資料より)[写真拡大]

  • NTTデータとリモート・センシング技術センター(RESTEC)が3D画像地図サービスに追加した「2m解像度高精細版3D地図」(エベレスト)(NTTデータの発表資料より)

 NTTデータとリモート・センシング技術センター(RESTEC)は18日、衛星画像を活用した「全世界デジタル3D地図提供サービス」に、2m解像度高精細版3D地図と3Dプリンターに利用可能な3D地図データ提供サービスを新たに追加すると発表した。また、3D地図製品ブランドとして「AW3D」を立上げ、全世界への提供を進める。

 「全世界デジタル3D地図提供サービス」は、世界で初めて5m解像度の数値標高モデル世界中の陸地の起伏を表現する3D地図として、3月末までに、全世界の約6割のエリアへの対応を完了した。今回の追加サービスによって世界各国のさまざま需要に対応していくと同時に、新ブランドを展開していくことで、15年度中に両社で累計15億円の売り上げを目指す。

 民間衛星で世界最高の解像度を誇る米国DigitalGlobe社の衛星画像を活用した、2m解像度高精細版3D地図となる。2m解像度のDEMで地形の起伏を表すもので、従来の5m解像度では再現が難しかった、「建築物」レベルの細かな起伏を表現することが可能。直近に撮影された衛星画像から、高精細かつ鮮度の高い3D地図の提供が可能となる。

関連記事