ポルシェを追い回せる“VWゴルフR”にステーションワゴン「Golf R Variant」が加わる

2015年5月17日 20:34

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記事提供元:エコノミックニュース

ゴルフのステーションワゴンに加わった最強モデル「R」、写真は特別限定車の「Golf R Variant Launch Edition」で、価格は581.8万円だ

ゴルフのステーションワゴンに加わった最強モデル「R」、写真は特別限定車の「Golf R Variant Launch Edition」で、価格は581.8万円だ[写真拡大]

 東京お台場で5月15日・16日の両日開催した「Volkswagen Fest 2015」の会場で、「フォルクスワーゲン(VW)ゴルフ」のステーションワゴンとしては史上最強となる「Golf R Variant(ゴルフRヴァリアント)」と同モデルの導入記念限定車「Golf R Variant LaunchEdition(ローンチエディション/100台)」を同時発表し、同日から全国のVW正規ディーラーで受注をはじめた。

 VWゴルフRシリーズは、スポーツカーの高性能と日常での使いやすさを高次元で両立したモデルだ。加えてスポーツモデルとしてのクールな内外装が、乗る人の心を高揚させるクルマでもある。先々代の「R32」発売以来“ポルシェを追い回せるスポーツHB車”として日本でも高い人気を博している。

 今回導入する「Golf R Variant」はハッチバックの「Golf R」と同じく、フォルクスワーゲンのスポーツモデルなどを一手に手掛ける「Volkswagen R GmbH」によって生産される。全方位にバランスのとれた「R」シリーズが持つ高い運動性能と非日常の卓越した走行性能、そして普通のゴルフと何ら変わらない日常での使いやすさを併せ持ったクルマだ。「R」はVWが「GTI」シリーズなどのスポーツモデルを創出し続けてきたからこそ成し得た絶妙なチューニングテクノロジーの結晶と言える。

 また、Rシリーズが採用する4モーションシステム(4輪駆動システム)によるラゲッジスペースへの悪影響は皆無で、通常のゴルフ・ヴァリアント同様に後席を使用した状態で605リッターの積載量を持ち、後席をすべてフォールダウンすると1620リッターに拡大する荷室を持つ。卓越した運動性能とステーションワゴンとしての積載性・機能性も高次元で両立している。

 搭載エンジンは2リッター4気筒TSIターボエンジン。ハッチバックのRと同様、280ps(206kW)/5100-6500rpmの最高出力、38.7kg.m(380Nm)/1800-5100rpmという最大トルクを発生する。このパワー&トルクを4モーションが車重1560kgのGolf R Variant の4輪に確実に伝える。組み合わせるトランスミッションは6速DSGの2ペダルだ。

 Golf R Variantは、標準のヴァリアントに比べて20mmローダウンしたR専用スポーツサスペンションを採用、前述の卓越したパワートレインと組み合わせる。また、専用デザインの前後バンパーやリヤスポイラー、ディフューザー、専用レザーシートなどの内外装を装備するほか、プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”、レーンキープアシストシステム“Lane Assist”などの安全装備を備えている。

 加えて、この「Golf RVariant」には、ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)やリヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)を「Golf」シリーズとして初めて採用した。また、100 台の導入記念限定車である「LaunchEdition」には、カーボン調の2 トーン(モダングレー&ブラック)ナパレザーシートと、足元を引き締めるブラックペイントの19 インチアルミホイールを専用装備することで、さらなる特別感をアピールする。

 価格は「Golf R Variant」が559.0万円、特別限定車の「Golf R Variant Launch Edition」が581.8万円だ。(編集担当:吉田恒)

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