ソフトバンクが商号を「ソフトバンクグループ」に変更

2015年5月11日 18:40

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 ソフトバンクは11日、グローバル事業資産を持つ日本企業から、長期的な視野に立って事業成長の持続性を確保できるグローバル企業へ変革するための取組みを発表した。今回発表した事柄は、これからの変革の基礎となるものだという。

 まず、同社は商号を7月1日をもって「ソフトバンクグループ株式会社(SBG)」に変更する。今後グループ会社によって保有、運営される事業資産を基にグローバル展開を一段と加速させていく上で、純粋持ち株会社としての同社の位置付けを明確にするためだとしている。

 また、グループ企業であるソフトバンクモバイル、ヤフー、Alibaba Group Holding Limitedや、これまでSoftBank Internet and Media Inc.が投資してきた資産などは全てSBGの下で統合的に管理されることになる。

 そして現在、同社のバイスチェアマンであるニケシュ・アローラ氏は、6月19日に同社の代表取締役副社長に就任する予定。孫正義氏は、引き続きSBGの代表取締役社長を務め、また、宮内謙氏は、ソフトバンク(現ソフトバンクモバイル株式会社)の代表取締役社長兼CEOを務める。

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