NY原油:反発で59.39ドル、雇用情勢の回復を示したとの見方から買い勝る

2015年5月9日 03:52

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記事提供元:フィスコ


*03:52JST NY原油:反発で59.39ドル、雇用情勢の回復を示したとの見方から買い勝る
NY原油は反発(NYMEX原油6月限終値:59.39↑0.45)。59.90ドルまで上昇後、いっ
たん58.14ドルまで下落したが、再び59ドル台を回復した。米国の4月非農業部門雇
用者数が22.3万人増だったことで、雇用情勢の回復を示したとの見方から景気持ち
直し期待が高まり、買いが先行した。


その後、「原油価格が一定水準に落ち着く状況になれば、掘削(生産)を拡大する」
との動きが一部にあるとされ、一時売りになったもよう。しかし、終盤に、米ベーカ
ー・ヒューズ社が米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数を発表。稼動中リグは前週比11
基減の668基で、減少ペースは前回(24基)から一段と鈍化したが、22週連続の削減と
なり、買いが再燃した。《KK》

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