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東武、新型特急「500系」を2017年春に導入
東武鉄道は22日、新型の特急形車両「500系」を2017年春に導入すると発表した。東上線系以外の各路線で走行する。
同社の新型特急車両は、1991年の「200系」以来26年ぶり。デザインは、フェラーリやJR東日本の新幹線車両、山手線の新型車両E235系などを手掛けてきた奥山清行氏が率いる「KEN OKUYAMA DESIGN」が担当した。
車両は、柔軟な運用ができるように短い3両編成とし、前面は車両増結に使いやすい貫通型となる。車体はアルミニウム製で、「シャンパンゴールド」を基調に、特急の格式と沿線の自然をイメージした「フォレストグリーン」、さらに東武のグループロゴ色の「フューチャーブルー」の帯を側窓周りに配置した。
車内は東京スカイツリーをイメージした白を基調とし、天井は鬼怒川や墨田川をイメージしたものにする。また、座席は「江戸紫」の色とし、袖部分に「印伝」をモチーフにした柄を配置。無料のWi-Fiとコンセントなども装備する。
走行装置は、永久磁石同期電動機(PMSM)を同社で初めて採用し、省エネ性能を高めた。また、同社初の車体動揺防止制御装置(アクティブサスペンション)で、走行時の振動を抑制する。
(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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