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電通、イスラエルのデジタルエージェンシーを買収
電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は20日、イスラエルと周辺諸国におけるデジタルサービスの強化とプレゼンスを向上させるために、同国のデジタルエージェンシー 「abaGada Internet Ltd」(アバガダ・インターネット社)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意したと発表した。
アバガダ・インターネット社は、単なる検索エンジン対策のためのSEOにとどまらず、顧客やユーザーの行動分析などさまざまな内的・外的な要因を把握し、成果につなげるデジタル・パフォーマンス・マーケティング領域に強みを持っている。また、検索エンジンから自社ウェブサイトなどへの訪問者を増やすSEMや、ソーシャルメディアと連動したオウンドメディアのコンテンツ制作・発信など多様なサービスを提供している。
これまで電通グループのイスラエルにおけるサービスは、グローバルネットワーク・ブランドのひとつで、メディア・コミュニケーション・エージェンシーであるCarat(カラ)を通して行ってきた。今回の買収を機に、アバガダ・インターネット社の社名を電通グループのグローバルネットワーク・ブランドのひとつでデジタル・パフォーマンス領域に強みを持つiProspect(アイプロスペクト)へと改称し、カラとのメディア/デジタル領域での連携体制を強化していく。
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