横浜市とローソン、高齢者の就労支援で連携

2015年4月16日 10:55

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就労促進の説明会の流れのイメージ(写真:ローソン発表資料より)

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 横浜市とローソンは15日、高齢者の就労支援・活躍推進において連携すると発表した。就労意欲の高い高齢者のニーズに応え、高齢者が生涯現役で活躍し続けられる仕組みづくりに協力して取り組んでいく。

 横浜市では、企業や地域活動における高齢者の活躍の場を拡大し、高齢者が社会参加できる仕組みづくりを進めている。その一環として、高齢者の心身の状況に合わせた就労や地域活動などを紹介し、社会参加を促していく相談窓口「生きがい就労支援スポット」を昨年12月に金沢区でモデルとして開設し、350名以上の高齢者の相談に対応している。

 今回の連携は、就労先の開拓に取り組む中で、高齢者の活躍推進に積極的なローソンからの提案により実現。ローソンでは、高齢者の就労支援において自治体と連携する初の取り組みとなる。

 具体的な取り組みとして、「いきいきセンター金沢」内にある「生きがい就労支援スポット」で、ローソンの子会社のローソンスタッフが実施している「ローソンスタッフ登録説明会」を開催。就労意欲の高い高齢者のニーズに応え、高齢者の活躍の場を広げていく。

 登録説明会への参加申込みは、年齢制限(上限)がない。「ローソンスタッフ登録説明会」に参加し、登録した高齢者は、「勤務する店舗の紹介・あっせん」、「コンビニでの勤務に向けた研修を受講」ができる。1回目の説明会は、30日に開催され、今後も随時開催するという。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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