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大成建設、現場の意見を取り入れた女性向けヘルメット・安全帯など開発
女性向けのヘルメットや安全帯(写真:大成建設の発表資料より)[写真拡大]
大成建設は14日、女性向けのヘルメットや安全帯、フルハーネス安全帯を開発したと発表した。
同社では、建設現場で働く女性向けの安全用品はこれまであまり販売されておらず、女性は男性向けの小さいサイズなどを代用していたため、「使いにくい」という声が多かったことから、実際に作業所で働く女性社員の意見を取り入れ、これらの製品を開発という。
開発したヘルメットは、汗や化粧品の汚れを吸収する、洗える内部バンドを装備し、日焼け跡が付きにくいよう、あご紐を透明にした。また、通気性を確保し、女性の頭のサイズに合わせた形にしたという。
安全帯は、ピンクとグレーの色にしたほか、約1kgの軽量化を行い、腰への負担を軽減したという。
また、高所作業用に使われるフルハーネス安全帯は、軽量化したほか、女性専用のサイズとし、腹部への負担を軽減するものにしたという。
同社では、トラスコ中山制作の「なでしこプロツールカタログ」に掲載するほか、アスクルの大企業向け一括購買サービス「ソロエルアリーナ」で取り扱う。また、このカタログを同社の国内作業所、グループ会社、協力会社で構成される倉友会会員会社に向けて約5,000部配布し、浸透させるとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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