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12日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、中国人民銀行の資金供給策を好感
*18:25JST 12日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、中国人民銀行の資金供給策を好感
12日の香港市場は上昇。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比107.13ポイント高(+0.44%)の24422.15ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が132.60ポイント高(+1.14%)の11783.61ポイントと、揃って反発した。売買代金は732億8400万香港ドルとやや増加している(11日は646億6100万香港ドル)。ギリシャ問題の不透明感がくすぶるなか、朝方は株価が一進一退したものの、中盤から買いが優勢となった。
中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスが支援材料に。リバースレポ(売り戻し条件付き債券購入)を通じ、本日の定例オペ(原則として火曜と木曜)で人民銀が計1600億人民元(約3兆800億円)を市場に供給したことが材料視された。リバースレポの期日到来分との差し引きで、今週は2050億人民元(約3兆9400億円)の供給超となる。供給規模が約1年ぶりの大きさとなったことで、来週から始まる春節連休を前に資金需給ひっ迫の懸念が薄らいだ。
ハンセン指数の構成銘柄では、通信キャリア株の上げが目立つ。中国聯通(762/HK)と中国移動(941/HK)が揃って4.2%高で引けた。業界再編の思惑が膨らんでいる。中国聯通と国電信(728/HK)のグループが経営統合するとの見方が出ているほか、中国移動グループに関しても、広電網絡(600831/SH)を吸収合併する可能性が浮上した。ただ、中国当局はこの観測報道を否定するコメントを出している。時価総額上位の本土系銀行株も軒並み上昇した。
鉄道関連の銘柄群も物色された。建設請負の中国中鉄(390/HK)が5.0%高、同業の中国鉄建(1186/HK)が3.6%高、車両メーカーの中国北車(6199/HK)が3.7%高、同じく車両製造の中国南車(CSR:1766/HK)が3.0%高と買い進まれた。中国中鉄に関しては、同社が11日、傘下企業を通じて国内外の道路・鉄道建設プロジェクト33件を相次いで受注(総額493億4529万人民元規模)したと発表したことが好感されている。
【亜州IR】《KO》
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