VGJ、新型「ポロ」にスポーツモデル「ポロGTI」を追加

　フォルクスワーゲングループジャパンは10日、昨年8月から国内販売を始めた新型「ポロ」シリーズのトップグレードとなるスポーツモデル、新型「ポロGTI」を発表し、同日から販売を開始すると発表した。

　新型「ポロGTI」は、新たに1.8リッターTSIエンジンを搭載することで、前モデルに対してプラス12馬力となる192馬力の性能を有するとともに、燃費はプラス4%となる17.2km/l(JC08モード)に向上している。

　ボディカラーはピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクト、フラッシュレッド、リフレックスシルバーメタリックの全4色を設定。

　新型「ポロGTI」の大きな特徴は、日本の道路環境に適した5ナンバーサイズ(全長3,995mm、全幅1,685mm、全高1,445mm)というコンパクトなボディに秘められたトップクラスのスポーツ性能、新型「ポロ」から採用された最新の安全・快適装備、スポーツ性能とともに高められた環境性能、さらに精悍さを増した内外装、豊富なオプションアイテムである。

　「GTI」の称号は、フォルクスワーゲンのスポーツモデルに与えられる「伝統のグレード」名称で、その起源は1976年に登場した初代「ゴルフGTI」に始まる。それ以来、時代の最先端をゆくフォルクスワーゲンのテクノロジーを惜しみなく投入し、フォルクスワーゲンの多くの技術者とデザイナーたちが作り込んできた「GTI」は、現在、その直系である「ゴルフ」に加え、1998年からは「ポロ」にもラインアップされている。

　新型「ポロGTI」の価格は334万2,000円。（記事：宮野 浩・記事一覧を見る）