ポルシェジャパン、911タルガ4GTSとカイエンターボSの予約受注を開始

2015年1月25日 17:35

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ポルシェジャパンが予約受注を開始した「911タルガ4GTS」(写真:同社発表資料より)

ポルシェジャパンが予約受注を開始した「911タルガ4GTS」(写真:同社発表資料より)[写真拡大]

  • ポルシェジャパンが予約受注を開始した「ニューカイエンターボS」(写真:同社発表資料より)

 ポルシェジャパンは23日、先ごろ「北米国際オートショー2015」で世界初公開された「911タルガ4GTS」と「ニューカイエンターボS」の予約受注を、同日より開始したことを発表した。

 911タルガ4GTSは、911タルガの50周年を記念して、よりパワフルでダイナミックなGTSコンセプトとクラシカルなタルガのコンセプトが融合して誕生したモデル。4WDシステムとロールオーバープロテクションバーは安全性の高いドライビングプレジャーを約束し、タルガの自動格納ルーフはドライバーに開放感を与えるという。

 最高出力430PS(316kw)のGTSエンジン、標準装備のスポーツクロノパッケージ、PASMシャシー、20インチホイール、そしてスポーツエグゾーストシステムがダイナミックパフォーマンスをさらに高め、エクステリアおよびインタリアの多岐に渡るGTS専用装備がスポーティなスタイリングを強調している。

 ニューカイエンの新しいトップモデルであるカイエンターボSは、エグゾーストマニホールドに統合されたターボチャージャーによる新しいエンジンチャージングコンセプトが主な特徴。これにより最高出力は、先代を20PS上回る570PS(419KW)に引き上げられた。同時に新しいターボチャージャーがツインターボエンジンのレスポンスを向上させている。

 標準装備のポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキとアクティブ制御によるロール抑制システムのポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロールシステム、ダイナミックな操縦性と安定性を高めるポルシェ・トルク・ベクトリングプラス、アクティブ制御された4WDシステムのポルシェ・トラクション・マネージメントシステムは、相互作用によって卓越したドライビングダイナミクスとトラクション、そしてあらゆる速度域における高度な俊敏性をもたらしているという。

 価格は、911タルガ4GTS(7速PDK)が2,017万円、カイエンターボS(8速ティプトロニックS)が2,223万5,000円。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る

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