【銘柄フラッシュ】ストリームなど急伸しアイロムHDなどバイオ株が高い

2014年12月2日 16:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 2日は、米格付け会社ムーディーズによるJGB(日本国債)格下げを手控え要因に、朝方は日経平均の先物主導で軟調だったが、国債を多く保有する銘柄の代表格として注目された第一生命保険<8750>(東1)が朝方を除いて堅調で大引けは1.6%高と戻り高値を更新し、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)も後場は堅調転換して0.3%高など、全体に底堅い展開となった。

 戸田工業<4100>(東1)が来年の相場の成長期待分野を挙げる場合に次世代電池は「当確」とされて8.5%高となり、サクサホールディングス<6675>(東1)はヒトの顔を認識するシステムが有力と言われて出直りを強め、デンソー<6902>(東1)は自動運転システムや野村證券による目標値引き上げが言われて2.5%高だが戻り高値を更新。

 エイチーム<3662>(東1)はフェイスブック上で検索項目をチェックしながら気になる異性がお互いに「いいね!」を押すと出会え、タイムラインへの投稿がないため友達には知られることのない「恋活アプリ」が材料視されて7.0%高の戻り高値、オンコセラピー・サイエンス <4564>(東マ)は11月末にかけての大相場が昨日まで2日続落の急激な調整になったが相場のアヤとされて早速切り返し16.8%ストップ高、カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ)は朝、エボラウイルス抗体の作製に成功と発表し22.2%ストップ高、ストリーム<3071>(東マ)は再生医療技術を応用した美容製品の発売が言われて33.5%ストップ高となった。上場4日目のCRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は前場2万円台に乗り上場来の高値を更新したが後場は一服となり0.2%安となった。

 東証1部の値上がり率1位は アイロムホールディングス<2372>(東1)の24.9%高となり朝9時過ぎにエイズ予防ワクチンの臨床結果を発表しストップ高、2位は日本化学工業<4092>(東1)の10.5高となり連日高値となり11月11日に業績予想の増額発表以来すべて毎日高く15日連続高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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