ジャガー「XF 2.0R-Sport」登場 2000㏄ターボで疾る新しいジャグァ

2014年11月23日 14:51

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記事提供元:エコノミックニュース

ジャガーという自動車メーカーをご存じだろうか?筆者の場合ジャガーといわれてすぐ思い出すのは11月7日に亡くなった自動車評論家の徳大寺有恒氏だ。同氏はいつも記事内でジャガーのことを“ジャグァ”と記述していた。

ジャガーという自動車メーカーをご存じだろうか?筆者の場合ジャガーといわれてすぐ思い出すのは11月7日に亡くなった自動車評論家の徳大寺有恒氏だ。同氏はいつも記事内でジャガーのことを“ジャグァ”と記述していた。[写真拡大]

 ジャガーという自動車メーカーをご存じだろうか?筆者の場合ジャガーといわれてすぐ思い出すのは11月7日に亡くなった自動車評論家の徳大寺有恒氏だ。同氏はいつも記事内でジャガーのことを“ジャグァ”と記述していた。筆者はそれに影響されて“ジャグァ”と書いていたがことごとく編集者に修正され現在に至っている。

 ジャガーは1945年のブランド登場以来、様々なレースで何度も優勝したり、映画やテレビで主人公や女優が運転する車として登場したり、車好きならだれもが憧れるイギリスの高級車ブランドだ。

 2008年には1989年から親会社だったフォードからタタグループに売却された。日本では販売店の閉鎖、再編等の影響で販売台数はこれまでの半分以下になった。しかし最近再び盛り上がりを感じるようになってきた。

 例えば2013年の世界新車販売台数は12年比42%増の76668台、そのうちの47391台が今回紹介する特別仕様車「XF 2.0R-Sport」のベース車「XF」によるものだ。

 XFは07年暮れに登場したジャガーのEセグメントセダン(全長4975mm全幅1875mm全高1460mm)。エンジンは最近まで高級車らしいV6とV8の2つを用意してきたが、12年暮れに世界のダウンサイジングターボの流行りに乗り2.0リッター直4ターボを用意。このクラスに大丈夫か?と思われたが340Nmのトルクと8段オートマチックでストレスを感じさせない走りを実現した。

 今回の「XF 2.0R-Sport」は上記エンジンとトランスミッションを搭載した「XF 2.0Luxury」をベースにスポーティーさを強調する装備を充実させたモデルだ。

 エクステリアは、スポーツフロントバンパーやサイドシル・エクステンション、「R-Sport」バッジを配したサイドパワーベント、18インチアロイホイールなど、ひと目で分かるボディに。インテリアは、「R-Sport」バッジ付きステアリングホイール、ブライトステンレス・スティールペダル、ピアノブラックパネルなどを採用し、スポーティーさとラグジュアリー感を兼ね備えた空間を演出している。

 ライバルは同じダウンサイジングターボを搭載するFRセダンのBMW「528i」(全長4920mm全幅1860mm全高1470mm)やメルセデス・ベンツ「E250」(全長4890mm全幅1855mm全高1455mm)やキャデラック「CTS」(全長4970mm全幅1840mm全高1465mm)だろうか。最近では日産<7201>「スカイライン」(全長4800mm全幅1820mm全高1450mm)も当てはまりそうだ。

 これまで3500~4000㏄の排気量が必要だったものが2000㏄で味わえるというダウンサイジングターボ&多段ATの走り、プレミアムセダンの見方が変わると思うのでぜひ試してもらいたい。価格は626万円7000円。(編集担当:久保田雄城)

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