11日の香港市場概況:下落、中国景気の鈍化懸念も

2014年9月11日 18:59

印刷

記事提供元:フィスコ


*18:59JST 11日の香港市場概況:下落、中国景気の鈍化懸念も

11日の香港市場は下落。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比42.72ポイント安(-0.17%)の24662.64ポイント。H株指数が84.98ポイント安(-0.76%)の11032.91ポイント。売買代金は708億9800万香港ドル(10日は797億1800万香港ドル)。

値ごろ感に着目した買いが入ったものの、中国景気の鈍化を懸念した売りが引けにかけて強まった。取引直後に発表された8月の物価統計は、消費者物価指数が前年同月比+2.0%(予想は+2.2%)、生産者物価指数が+1.2%(予想は-1.1%)。生産者物価指数に関しては、低下が持続しているため企業収益の低迷が警戒された。

業種別では、エネルギー関連の銘柄がさえない。石油株の中国石油天然気(857/HK)が1.6%安、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が1.1%安、石炭株の中国中煤能源(1898/HK)が1.9%安、エン州煤業(1171/HK)が1.3%安、中国神華能源(1088/HK)が1.1%安と値を下げた。

その他の個別株では、パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(992/HK)が4.2%安と下げが目立つ。同社の楊主席が1820万株を売却し、持株株比率を引き下げたことが嫌気された。

半面、本土と香港で重複上場するA/H格差の大きい銘柄は物色された。高圧ガス容器製造の北京京城機電(187/HK)が2.3%高、変圧器メーカー大手の東北電気発展(42/HK)が1.6%高、薬品会社の山東新華製薬(719/HK)が1.4%高で引けた。《KO》

関連記事