24日の香港市場概況:3日続伸、中国PMIなどを受けて3年3カ月ぶり高値

2014年7月24日 18:18

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記事提供元:フィスコ


*18:18JST 24日の香港市場概況:3日続伸、中国PMIなどを受けて3年3カ月ぶり高値

24日の香港市場では主要指数のハンセン指数が3営業日続伸となり、前日比169.63ポイント高(+0.71%)の24141.50で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同118.86ポイント高(+1.10%)の10939.57、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同34.22ポイント高(+0.74%)の4662.63だった。

ハンセン指数は寄り付きで心理的節目の24000ptを回復し、後場には上げ幅を拡大。終値で2011年4月11日以来、約3年3カ月ぶりの高値を付けた。中国当局の緩和的な金融スタンスが支援材料。また、朝方発表された中国の7月HSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想を上回り、1年半ぶりの高水準となったことも好感された。足元の株価上昇で地合いの改善が意識される中、指数は商いを伴って上昇した。

ハンセン指数の構成銘柄では、銀行や保険など本土系金融セクターが高い。中でも中国平安保険(02318/HK)が3.72%高、中国工商銀行(01398/HK)が1.17%高で引けた。中国国務院(内閣に相当)は23日の常務会議で、貸し出しの適切な増加を維持する方針を確認。また、零細企業向け保険の発展を支援する考えを示した。

このほか、香港証券取引所(00388/HK)が2.01%続伸。香港株相場の地合いが改善する中、足元で売買代金が大きく増加していることが買い手掛かりとなった。本日24日のメインボードの売買代金は860億HKドルと、約3カ月半ぶりの大商いとなった。半面、あす25日に決算発表を控えたAIAグループ(01299/HK)は0.48%値を落とした。

ハンセン銘柄以外では、長城汽車(02333/HK)が7.44%上昇。前日大引け後に発表した2014年6月期の決算速報は小幅減益となったものの、市場の想定ほど悪くなかったことから買い戻しが進んだ。半面、華電国際電力(01071/HK)が6.78%値を落とした。大幅なディスカウント水準で増資を行う計画を発表したことが嫌気された。《KO》

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