商船三井、東北電力向け石炭船「SOMA MARU」が完成

2014年7月19日 16:16

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商船三井は、東北電力向け石炭専用船「SOMA MARU(相馬丸)」を17日にサノヤス造船水島製造所にて竣工した。

商船三井は、東北電力向け石炭専用船「SOMA MARU(相馬丸)」を17日にサノヤス造船水島製造所にて竣工した。[写真拡大]

 商船三井は18日、東北電力向け石炭専用船「SOMA MARU(相馬丸)」を17日にサノヤス造船水島製造所にて竣工したと発表した。

 「相馬丸」は、商船三井とサノヤス造船が共同開発し、同社が2月に完成させた「AKATSUKI(暁)」に次いで2船目となる幅広浅喫水船型で、安全性、省エネ性に配慮した設計となっている。大きさは全長235.0m、全幅43.0m、型深20.0m、載貨重量は91,094tとなっている。

 「相馬丸」の名は、東北電力が19年間保有していた石炭船の名を引き続いだ。同船は、東北電力の石炭火力発電所向け石炭輸送の中心的な役割を担うという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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