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ジャストシステム、5月に文献社から購入した約257万件のデータを消去すると発表
ジャストシステムは11日、ダイレクトメールの送付に使われていた文献社から購入した個人情報が含まれたデータを消去すると発表した。
同社では、5月に文献社から257万3,068件の個人情報が含まれたデータを購入し、6月にこのデータを利用してダイレクトメールを発送していたという。その後、同社の社内調査で、データの出所が明らかになっていない状況で、文献社との契約を行い、データを購入していたことが判明したという。同社では、企業としての道義的責任から、購入したすべてのデータを消去することを決めた。なお、情報の使用は9日から中止しているという。
同社は、ベネッセコーポレーション(ベネッセ)から流出した個人情報を、悪意を持って利用したかのような報道がなされていることに対して、そのような事実はないとしている。また、現時点で、文献社からのデータがベネッセから流出したものかどうかを確認する手段がないという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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