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【木村隆のマーケット&銘柄観察】アサヒグループホールディングスは株主還元策積極化に評価高まる
アサヒグループホールディングス <2502> の強い動きが際立っている。上昇相場のきっかけは自社株買いの発表。中身は発行済み株式数の4.32%にあたる2000万株を上限に自社株買いを実施するというもの。同時に、2023年満期と2028年満期の2本のユーロ円建て転換社債の残存学を8月4日に買い取り、消却すると発表、潜在的な希薄化リスクが後退したことも買い人気を加速した。
中期経営計画においては、株主還元策について、配当性向30%、自己株取得とあわせた総還元性向50%を目標としている。配当は2012年12月期の28円から2013年12月期43円、2014年12月期は44円を公表するなど、増配が継続している。
しかも業績は増益基調を維持できる見込み。今2014年12月期の第1四半期は、営業利益が153億円と前年同期比2.4倍を確保。通期については1230億円、前期比4%増見通しを据え置いた。
国内ビール市場は、全体としては縮小傾向にあるものの、高級嗜好の消費者向けを中心にプレミアム製品は活況を呈している。同社では「アサヒスーパードライ ドライプレミアム」が好調に推移している。
主力のビールの高いシェアを背景に酒類事業で着実に収益を稼ぐ一方、飲料事業でのシナジー効果創出や、国際事業の育成などにより、アナリスト筋では2016年3月期も増益を確保できるとの見方が強い。
積極的な株主還元策への転換、それを支える増益基調継続という背景を踏まえると、上昇波動もロングランで継続の方向が予想される。6月27日申し込み現在で売り残27万株、買い19万株と好取組にあることも先高を補強する要因と言えそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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