タマホーム:14年5月期の通期純利益を35%減に下方修正、大雪等で工事が遅延した影響で住宅の引渡時期が今期にずれ込む

2014年6月30日 21:35

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

 【6月30日、さくらフィナンシャルニュース=東京】タマホーム(東1・福:1419)は30日、2014年5月期の通期連結業績予想を修正し、純利益を前回予想27億円から前年比36.3%減の17.2億円に引き下げた。

 同社グループの主力事業である住宅事業において、消費増税前の駆け込み需要が発生したことや、景気改善にともない建築需要が増加して技能工が不足したこと、2月に発生した大雪の影響から着工および工事進捗が遅延。これによって一部の工事で引渡時期が翌期へずれ込んだため、売上高が前回予想を下回る見込み。

 なお、売上高は同1772億円から同4.3%減の1695億円に、営業利益は同61億円から同24.9%減の45億円に、経常利益は同60億円から同24.8%減の45億円に、それぞれ引き下げている。【了】

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