【木村隆のマーケット&銘柄観察】ピジョンは輸出関連株として飛躍への転換点を迎える

2014年6月26日 13:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ピジョン <7956> の株価評価がさらに前進していく可能性が強くなってきた。今2015年1月期の第1四半期の決算は、営業利益が26億8300万円と前年同期比40%の大幅増益を達成した。中国で哺乳瓶や乳首、赤ちゃん用スキンケアの販売が増加。北米やインドでも販売を伸ばすなど、海外事業の拡大が貢献した。

  従来の報告セグメントは「国内ベビー・ママ事業」、「子育て支援事業」、「ヘルスケア・介護事業」及び「海外事業」となっていたが、第1四半期決算より、「海外事業」から「中国事業」を分離し、計5セグメントに変更した。

  中国向けの売上げ拡大を如実に示すものだが、その中国事業の売上げは、48億900万円と、前年同期比32%増の大幅な伸びを示した。マーケティング、販促普及活動の継続的な強化による哺乳びん乳首カテゴリー等が順調な伸長を見せている。昨年の7月に発売したベビー用紙おむつは、当初の想定を下回るものの、徐々に売り上げが伸びてきており、今後、さらなる販売拡大が期待されている。

  成長分野として位置づけている海外事業に関しては、中国、北米等を中心とした既存市場での事業拡大、深耕とともに、インド・ロシア・ブラジルなどの新規市場への積極的参入を図ることにより、業績のさらなる拡大を目指す。

  前1月期に海外事業の売上げ比率が49.8%となり、国内事業と同じ規模にまで成長を果たし、飛躍への大きな転換点を迎えている。中期計画では最終年度の2017年1月期に海外の売上げ比率が57%にまで高まり、その結果営業利益は150億円(前1月期実績103億6500万円)を確保しる計画。輸出関連株としての評価がアップする方向が予想される。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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