オンコリスバイオファーマ―:腫瘍溶解ウイルスOBP-301の用途に関する特許が、日本で特許査定される

2014年6月25日 17:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 オンコリスバイオファーマ―<4588>(東マ)が出願していた腫瘍溶解ウイルスOBP-301(テロメライシン(R))の用途に関する特許が、日本で6月17日付で特許査定されたとの連絡を、同社代理人が受けたことを公表した。

 同社は、既にテロメライシン(R)の物質特許を日米欧含む各国で保有しているが、今回、物質特許に加え用途特許でも日本において特許査定を受けた。今回査定を受けた特許は、放射線や既存の抗がん剤による治療で耐性を獲得した腫瘍に対してテロメライシン(R)を投与することで、優れた有効性が期待されるがん治療法を提供するもの。

 既存治療への耐性を獲得した腫瘍は、他に治療法の選択肢が無いために、予後(今後の病状についての医学的な見通し)が非常に悪いと言われている。同社は、このような腫瘍に対してテロメライシン(R)が有効性を示す可能性があるという研究成果を得ている。

 そのため、標準治療が無効となった肝臓癌の患者に対してテロメライシン(R)を投与し、その安全性と薬物動態、及び抗腫瘍効果を検討することを目的としたPhaseI/II試験を開始した。また、現在岡山大学では、平成24年8月から食道癌患者を対象に放射線照射後にテロメライシン(R)を投与する臨床研究が行われている。

 テロメライシン(R)とは、ヒトアデノウイルス5型のE1領域にテロメラーゼプロモーター(hTERT)を組み込んだ制限増殖型の腫瘍溶解ウイルス。テロメライシン(R)はテロメラーゼ活性が上昇している癌細胞の中で特異的に増殖し、癌細胞を溶解さるが、正常細胞中での増殖能力は極めて弱く、細胞毒性を示さないことが特徴。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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