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【今日の言葉】今度の外国人買いは地に足のついた本物
『今度の外国人買いは地に足のついた本物』=東京証券取引所が発表した2014年3月末(2013年度末)の外国人投資家の日本株持株比率が30.8%と初めて30%台に乗せた。2013年4月から2014年3月までの期間が対象ということだから昨年5月頃にかけての外国人投資家買いの大きかったことが反映されているものとみられる。
背景としては、(1)民主党政権から自民・公明の保守政権に戻ったことで資本主義のメインプレーヤーである企業主体の政策が期待できる、(2)企業業績の向上、(3)株主に目を向けた経営の高かまり~などが外国人投資家に評価されたものとみられる。とくに、今年1月から、『JPX日経400』というROE(株主資本利益率)を重視した新指数が導入され、日本のマーケットが、「株主重視」の姿勢を鮮明に打ち出している。
NY株に比べ日本株の出遅れも強く指摘され、世界における日本の安定も見直されていることから外国人投資家の日本株買いはいっそう増えそうだ。約10年前の外国人買いブームのときはM&Aを材料に売り逃げ的な面もあったが、今回は地に足のついた買いとみることができる。ROEの高い銘柄に対し注目度はいっそう高まりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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