日本株見通し:ミクシィが売買代金トップ、中小型株物色が一段と活発化

2014年6月18日 08:26

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記事提供元:フィスコ


*08:26JST 日本株見通し:ミクシィが売買代金トップ、中小型株物色が一段と活発化

18日の東京市場はこう着感の強い相場展開が続きそうだ。17日の米国市場は予想を下回る経済指標の発表が嫌気されたが、その後は原油価格の下落を背景に上昇に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の15005円だった。ただし、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑から全般に手控えムードが強かった。この流れを受けて、日経平均は引き続き15000円を挟んでの狭いレンジ取引となろう。

FOMCでは100億ドルのテーパリング(量的緩和縮小)は織り込み済みであり、市場の関心はイエレン議長の会見であり、利上げ開始時期に関する発言等が市場の変動要因になる可能性がある。そのためポジション調整的なリバランスの商いにとどまると考えられ、主力銘柄については手掛けづらさがあろう。

一方、個人主体の中小型株物色が一段と活発になりそうだ。17日はミクシィ<2121>がソフトバンク<9984>を抜いて全市場での売買代金トップとなった。ここまで膨れる状況をみると個人のみではなく、短期筋のヘッジファンドなども参戦していると考えられる。短期的なトレードとみられ、資金の逃げ足も速いと考えられるが、現時点では好循環が利いている。短期需給に振らされやすいものの、当面は中小型株物色が中心になろう。

そのほか、日本取引所グループは、「JPX日経インデックス400」に連動する先物の取引を、11月25日から傘下の大阪取引所で始めると発表した。8月には構成銘柄の入れ替えが控えている。6月中に発表を控えている成長戦略での年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)改革への思惑などから、中長期的に高ROE銘柄へ関心が集まりそうだ。《TN》

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