(中国)景気見通しに明るさ、「李克強指数」を構成する3項目が回復傾向

2014年6月16日 11:40

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記事提供元:フィスコ


*11:41JST (中国)景気見通しに明るさ、「李克強指数」を構成する3項目が回復傾向
中国政府が小型の景気対策を相次いで打ち出す中、景気の先行きに明るさが見始めている。国内総生産(GDP)よりも景気の実態を反映しているとされる「李克強指数」について、同指数を構成する3項目は、5月にいずれも回復傾向を示した。

「李克強指数」とは、李首相の名前をとって海外メディアが発表したもの。首相が遼寧省トップを務めていた際、景気の参考指標として「電力消費量(発電量)」「銀行融資」「鉄道輸送量」の3項目を上げたことに由来しており、これらをもとに算出される。

政府の公式発表によると、5月の電力消費量は前年同月比で5.3%増となり、伸び率は前月の4.6%を上回った。伸び率の加速は今年に入って初めてという。また、5月の銀行融資は8708億元と、前月の7747億元から増加。市場予想の7500億元からも上振れた。

このほか、5月の鉄道輸送量は依然として厳しい状況ではあるものの、1日当たりの稼働車両数は前月比で増加しているという。《NT》

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