注目銘柄ダイジェスト(前場):コマツ、イーブック、SUMCOなど

2014年6月6日 11:33

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記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):コマツ、イーブック、SUMCOなど

コマツ<6301>:2311円(前日比+49円)
年初来高値更新。海外建設機械関連株の上昇が刺激となっている。JOYグローバルが上振れ決算、資源価格の先行き楽観見通しなどを発表して7%近い上昇となり、キャタピラーなどの株価も強い動きとなっている。また、BNPパリバでは弱気スタンスを継続ながら、南米部門の売上予想を増額して目標株価も引き上げているようだ。

イーブック<3658>:1420円(同+300円)
ストップ高。前日に第1四半期の決算を発表。営業利益は1億円で前年同期比横ばいにとどまているが、会社側の上半期計画は0.7億円で同7割減益の見通しであった。ここまで、業績の先行きに対する過度な警戒感も強まり、年初来の下落率は53%に達していた。足元ではリブセンス<6054>など売り込まれた銘柄のリバウンドも目立っていたため、こうした流れの波及が強まる状況に。

SUMCO<3436>:893円(同+72円)
急伸。4-6月のシリコンウエハーの大口取引価格が前期比据置で決着と報じられており、ポジティブなカタリストになっているようだ。新興国でのスマホ販売の伸長、先進国での自動車向け半導体需要拡大などで、約2年続いた値下がりが一服となっている。目先は値下がり傾向が続くとの見方が大勢であっただけに、ポジティブなインパクトにつながっている。

太陽誘電<6976>:1102円(同-15円)
売り優勢。みずほ証券では投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価も1330円から900円に引き下げている。スマホ需要は15年以降に減速感が強まると予想、加えて、ハイエンドスマホの機能向上鈍化に伴って、部品の員数増加やミックス改善なども減速してくる可能性と。同社はスマホ市場の需要減速の影響を相対的に受けやすいと指摘している。

クミアイ化学工業<4996>:653円(同-30円)
急反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は32.6億円で前年同期比28.8%増益、従来予想の31億円を上振れての着地となっている。通期予想は26億円で前期比23.5%増益見通し、従来予想を据え置きへ。第1四半期は14.2億円で前年同期比増益率が5.6倍となっていたことで、上半期業績には上振れ期待もあったもよう。短期的な材料出尽くし感につながっている。

ぷらっと<6836>:1100円(同+150円)
急伸でストップ高まで。一部で、小型サーバーを遠隔で制御できるソフトを販売すると報じられたことが材料視されている。サーバーに制御ソフトを載せ、全国各地の小型サーバーをネットワークでつなぐと。拠点から技術者を派遣することなく、小型サーバーの故障に対応でき、官公庁や教育機関などでの活用を見込んでいるようだ。

3Dマトリックス<7777>:3990円(同+20円)
買い先行。ペプチド技術を用いた「トランスフェクション剤(細胞への遺伝子導入剤)」に関する特許を取得したと発表したことが材料視されている。今回の特許は、界面活性剤様ペプチドを細胞に核酸(遺伝子)を導入するトランスフェクション剤として利用し、細胞の遺伝子発現量を制御する方法とその応用に関する特許で、腫瘍細胞に対する遺伝子発現制御への有用性が示されている。

アルチザ<6778>:1932円(同+49円)
買い先行。13年8月-14年4月期営業損益は7.4億円の黒字で着地した。モバイルネットワークソリューション事業において、LTE対応製品やWiMAX対応製品などの売り上げが好調であることが寄与。直近では今期の営業利益見通しを4.0億円から5.7億円へと上方修正していたが、第3四半期までで超過達成となり、一段の上振れ期待が先行へ。《KO》

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