【編集長の視点】毎日コムネットは再増配の権利落ち安値から割安修正期待が再燃し反発

2014年6月5日 10:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  毎日コムネット <8908> (JQS)は、6円高の676円と変わらずを挟んで4日ぶりに反発している。同社株は、今年5月22日に昨年11月に続き今2014年5月期の配当の2回目の増配を発表し、株価は、昨年11月は今期業績の上方修正も伴ってストップ高したのに続き、年初来高値739円まで上昇、この権利落ち後安値660円から今期業績が大きく続伸することを見直しから割安修正期待の買い物が再燃している。

■前回11月の増配ではストップ高、再増配では高値更新と急伸実績

  同社の今期配当は、昨年10月に期初予想の16円を18円に増配したが、今回さらに21円(前期実績15円)に引き上げ、連続増配幅を拡大した。今期業績が順調に推移しており、30%以上の配当性向を安定継続する配当政策に従って再増配した。同社の配当は、期末一括配当となっており、再増配に伴って年間配当利回りは3.1%に高まり、ジャスダック市場の平均利回り1.83%を上回っており、配当権利取りの買い物で年初来高値を更新した。

  一方、同社の今5月期業績は、昨年11月に今期第2四半期(2Q)累計業績とともに上方修正され、このうち5月通期業績は、売り上げ99億5000万円(前期比6%増)、経常利益9億1000万円(同18%増)、純利益5億3500万円(同22%増)と続伸が予想されている。不動産ソリューション事業と学生生活ソリューション事業の売り上げが順調に推移し、不動産マネジメント事業の売上総利益が伸び、販売管理費や持分法の投資損失が計画を下回ったことなどが要因となった。この上方修正のうち2Q累計業績は、上方修正値を上ぶれて着地しており、5月通期業績の再上ぶれ期待も底流している。

■PERは11倍台となお割安で急伸場面の再現思惑も底流

  株価は、昨年11月の業績上方修正・増配でストップ高して724円まで買われ、600円台出没の下値固めからは、2Q累計業績の上ぶれ着地、第3四半期利益の3ケタ増益、再増配などの好材料出現とともに700円台の上値を試し、今年4月には年初来高値739円をつけた。落ち後安値からPER11倍台の割安修正で急伸再現思惑を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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