【編集長の視点】Bガレージは商い出来ずも決算発表を先取り2期ぶり最高純益・増配観測をテコに底上げを窺う

2014年5月28日 10:42

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  ビューティガレージ(Bガレージ) <3180> (東マ)は、なお商いが成立していないが、今年5月23日につけた上場来安値1545円からの底上げ展開が有力である。同社は、6月9日に4月期決算の発表を予定しており、前2014年4月期業績は、昨年12月の下方修正通りに減益転換するが、今期業績は、増益転換して純利益が2期ぶりに過去最高更新し、配当も増配含みにあると観測されていることをテコに売られ過ぎ訂正期待の買い物の再燃が想定されている。

■今4月期の期初から美容機器、化粧品の新商品などを積極投入

  同社の前期業績は、売り上げが63億3500万円(前々期比19%増)と続伸するものの、経常利益は2億9000万円(同22%減)、純利益は3億6500万円(同27%減)と減益転換したと推定されている。プロ向けの美容商材インターネット通販サイト「BEAUTY GARAGE OnlineShop」経由の受注が増加し、店舗設計事業でも大手サロンからの受注案件が増加して売り上げは、2ケタの続伸をしたが、物販事業では円安の影響で原価率が上昇し、利益率の高い中古商品の売上高比率が低下、さらに本社移転費用や美容業界の流通市場でのマーケットシェアを拡大するため東京本社総合ショールームの開設、業界イベントへの出展、カタログ通販誌「BGSTYLE vol.11」の強化などの積極的な販売促進策を進め、費用負担が重なったことなどで減益転換した。

  今期業績については、6月9日の決算発表を待たなくてはならないが、前期業績の下ぶれ要因が一巡するほか、取扱商材の美容機器、化粧品などででは今期期初の4月から積極的に新商品を投入し、通販カタログの発行頻度も拡大することから増益転換する見込みである。東洋経済会社四季報春号では、純利益を2億5000万円(前期推定比81%増)と増益転換し、2013年3月期の過去最高(1億9000万円)を更新すると観測している。

  配当についても、前期は業績下方修正とともに未定に変更していたのを18円(前々期実績20円)として実施したが、今期については、東洋経済会社四季報春号では、18~20円と増配含みと観測されている。

■前期推定ベースのPER評価でも13倍台と売られ過ぎを示唆

  株価は、年初来高値2149円から1657円まで調整、期末配当の実施・配当権利取りで1760円とリバウンドしたものの、配当権利落ちとともに再調整、上場来安値と売られた。前期推定ベースのPER評価でも13倍と売られ過ぎを示唆しており、決算発表を先取り、業績期待を高めて一段の底上げにチャレンジしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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