日産:「フェアレディZ ロードスター」の国内モデルを9月で生産終了、今後は基準車の進化に注力

2014年5月22日 18:21

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【5月22日、さくらフィナンシャルニュース=東京】日産自動車(東:7201)は22日、スポーツカー「フェアレディZ」のオープンモデル「ロードスター」の日本モデルの生産を、9月末受注分をもって終了すると発表した。

「フェアレディZ ロードスター」は、基準車のフルモデルチェンジから1年後の2009年10月よりラインナップしているモデル。従来型車に対してショートホイールベース化と大幅な軽量化を行うことに加え、3.7リッター「VQ37VHR」エンジンを搭載することで、「フェアレディZ」としての極めて高い運動性能を実現している。

発売以降、2014年4月末までに国内累計798台を販売。優れた動力性能と流麗なデザインが、特にスポーツカーが好きなユーザーから高い評価を得ているが、今後、基準車のさらなる進化に注力するとともに、今後発表を予定している新型「フェアレディZ NISMO」を含めた「フェアレディZ」全体の商品力向上を進めるため、生産の中止を決定した。【了】

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